スマホ・タブレット時代に向けて早期に地下鉄の圏外解消を

なぜスマートフォンやタブレットがこれだけ急速に販売を伸ばしているのかという切り口で分析すると、スマートフォンやタブレットを利用しているユーザーの利用時間帯が、通勤通学時、休み時間の暇つぶしに利用されているようです。そのため、ライトな利用ができるニュース見出し、天気予報のアプリもよく利用されており、お気に入りのWebサイトを見たり、街歩きで見つけた面白いものをTwitter/SNS/Blogへ投稿したりという使い方が増えています。

現在、スマートフォンはイノベーター理論でいうところのアーリーアダプター層が購入・利用している段階からアーリーマジョリティ層へ拡大している成長期にあります。タブレット・スレートPCはイノベーターの段階からアーリーアダプター層へ進みそうな気配です。

Sony Tablet Sシリーズは先月9月17日より発売、NECのスレートPC LaVieTouchが10月6日に発売、ドコモのXiタブレット「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」が本日発売で、富士通 ARROWS Tab LTE F-01Dも19日には発売予定となっています。東芝 REGZA Tablet AT700/35Dも発表されるなど新製品ラッシュです。

スマートフォンもタブレットも利用の動機が手軽に利用できることにあり、すぐにアクセスできること、簡単な操作、軽量でスタイリッシュなデザインといった特徴が共通しています。


スマホ・タブレット時代に向けて早期に地下鉄の圏外解消を
スマートフォンやタブレットを当たり前のように多くの人が持つ時代には、地下空間(地下鉄や地下街)についても携帯電話と同様の圏外解消が必要です。災害発生時のパニック防止、交通機関の運転状況、避難等の情報の展開にとても役立ちます。

地下鉄内で新聞や本を読むように、液晶の画面を見る時代が到来します。情報が遅滞なく伝播する時代に地下鉄の圏外解消が必要です。

現在、ホームでは主要携帯キャリア、ISPの公衆無線LAN、WiMAX (Speed WiFi)が使えるように整備が進んでいます。駅間への基地局の設置を進めて走行中の地下鉄車内でも利用できるようにすることで、多くの利用者の通勤・移動時間の情報利用の不便が解消できます。



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